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法人本部

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秋へと向かう季節の朝に・・・。

2022-09-06
夏の暑さから秋へと向かう季節が切り替わる時期。
 
少しずつ秋の気配が感じられる、わかば共同作業所の朝。

わかば共同作業所では、一番に出勤してくるのは大西さんか栄養士の北須賀さん。

時計の針は7時をまわり、出勤・通学と慌ただしい時間帯のなか、わかば共同作業所運転手の大西さんが出勤。
 
大西さんはいつものように、門の鍵を開けて自身の車を駐車。
朝刊を事務所まで運び、ほうきとちり取りを持って作業所内のゴミや落ち葉等を掃き掃除。
次はホースと如雨露(じょうろ)を使って、花壇に飢えている花木に水やりをします。
その後、利用者の送迎に使用する公用車の窓をきれいに拭きあげます。
 
送迎前のわかば共同作業所の公用車はピカピカ。
花壇の花木は活き活きとして、そして敷地内には落ち葉一つもありません。
 
一方、栄養士の北須賀さんは、調理関係や食品製造関係のスタッフが仕事しやすいように下準備を行います。
 
ゴミの日は、大西さんと北須賀さんが協力してゴミ出しをします。
 
この作業を毎朝行っている大西さんと北須賀さん。
 
大西さん、北須賀さんが一通りの作業を終えた時、いつものように作業所の職員それぞれが出勤してきます。
 
僕たちは当たり前のように毎朝、わかば共同作業所の光景を迎えていますが、その光景をあたりまえのように毎朝作り上げている職員がわかば共同作業所には多数います。
そして、わかば会の各事業所においても、同じようにあたりまえの光景を作り上げてくれる職員が多数います。
 
正しいことを言うよりも、正しい行いを。 
自分のためだけよりも、周りのためを。 
このままの毎日よりも、これまで以上の毎日を。
 
目立たない仕事にこそ価値があります。
普段は全く意識もしないこと(あたりまえの光景)は、誰かがしっかり頑張っているからこそ。
 
支援員以外の栄養士、調理師、用務員、送迎スタッフの誠実さがその施設のクオリティとなり、直に利用者さんと触れ合う支援員の笑顔と体力だけでは施設のクオリティは保てないと思います。
 
そこを多くの人たちに知ってほしい、
そして感謝・共有してほしい、
この思いでこの文章を紡ぎだしました。
(白木)
 
 
 
 
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